第二回東方最萌トーナメント
投稿者 baban 2005/01/22 at 12:09
静止画M@Dを中心にMMDとか、ニコマスを楽しんで気になったことを書き綴っているサイトです、Web新技術投入したがりなのでブラウザは最新版推奨です
Firefoxの普及とは「Firefoxというブラウザの普及」ではなく「Geckoというブラウザエンジンの普及」であり、2004年とは「IE/Gecko両エンジンを切り替えながら使えるブラウザの普及」への過渡期(過渡期なのでFirefoxがあるレベルでシェアを伸ばした)だと思っています。
tokix.netの記事ですが、突然ですが今回のお話はこの記事に関する反論から、始めさせていただきましょう
この記事を読んだときに感じたのは、「嗚呼、いいところに目を付けているな。でも、それはちょっと違うよ」
なぜならIEとGeckoエンジンを切り替えられるというのは、確かに面白い機能ですが、実は最初に感じるほど便利な物ではないからです
実際、FirefoxユーザーがIEエンジンを欲しがるときっていうのは、ただ一つだけで、なんらかの理由でIEでしか動かないページに出会ったときだけなんですよ。つまりはIEエンジンは滅多に使われない、特にIEが必要な時にはIE Viewなんて拡張がありますから、ソレが原因で困ることって特にないんですよね
それでは、話を逆に切り替えて、Gecko、IE切り替え可能なブラウザのデメリット、なんかを考えてみましょう
そのために、例を一つ出させていただきますが、Gecko系ブラウザでは、リンクにtarget="_blank"
を指定すると、リンクをクリックしたときに新しいウィンドウを生成してしまいますが、sleipnirでは新しいタブを生成します。こういう風に、それぞれのブラウザでは結構根幹的なところに操作系の違いがあります
さらに技術面を考えると、Microsoft系ではActiveX等の独自技術が存在し、Mozilla系の拡張を追加しようと思えばメニューにそれも加えることになります
そうなると、IEのための設定と、Geckoのための設定がメニューやオプションに転がることになって、結果、無用に複雑化した操作系は、初心者離れを引き起こしてしまうのです
というわけで、エンジン選択可能なブラウザというのは、良いUIを提供しにくいと言う理由で、一時メジャーになったとしても、後に廃れてしまうのではと自分は考えるわけです
ちなみに、話は変わって余談ですが、ブラウザ市場を中期的な視点で見ると、2006年末のLonghornの発売をもって、IEのエンジンはアップデートが行われ標準技術を十分に備えることになります、さらにFirefox、Opera等の標準準拠系のブラウザが普及しますから、 どれもきちんとページを表示するようになり、エンジンの違いは大した問題ではなくなります
とゆーわけで、標準準拠のブラウザの普及により、2009年くらいまでには、大体のWebサイトに標準準拠なページが作られるようになっていって、その頃までにはブラウザ市場は標準技術やセキュリティとは違った所に焦点が当たっているはずです
あ、ちなみに自分なりの大胆予測を一つしてしまいますが、もしかしたら、2007年頃にIE7がリリースされるかもしれません
たとえLonghornが発売されたとしても、WindowsXPの現在のシェアって大体4割な事を考えると、わざわざお金を払ってまでWindowsを入れ直そう、という人は実はそこまで多くありません。でも旧IEの機能の遅れは致命的…、そこの間隙を突いてFirefoxが普及する恐れがあります
Microsoft的にはそういうのは避けたい所ですし、顧客の声がありますから。技術的に可能である限り、IE7をリリースした方が経営的に良い判断といえます
Microsoftは、非Longhorn向けに.NET Frameworkを提供していますから、それを基盤にしたIE7の提供は技術的には可能と考えられますので、自分の推測では6割前後の確率で、リリースされるのではないかなぁ…と思っています
投稿者 baban 2005/01/20 at 19:25
焦点の当たっている世界だけに、スラドらしからぬコメントの質の良さなんですが…
自分的にはオープンソースはソフトウェア共産主義だっていう主張は結構賛同していて、適当な折り合い点が必要だと思っている人間ですが…
投稿者 baban 2005/01/19 at 00:09
事実は小説より奇なり、の典型的なお話
自分としては、この話の裏に現代兵器の値段の恐ろしさや、経済の南北格差を感じずにはいられないのですが
大統領っていうのは、苦しい仕事だね?
投稿者 baban 2005/01/17 at 22:55