AniPAFE2023 生放送雑感

以下3つの項目に関して、生放送に関して思った事などを徒然に書く。内輪向けで話せばいいだけの話かもしれない内容ばかりですが、来年に生かしていければなぁ…と。文書に残しておく。

  1. 生放送について
  2. 結果について
  3. 司会について

生放送

生放送、とりあえず大きなミスはなく終わったと思いますが(ミスは普通に幾つかあった)、ゆきのふさんとyuuさんは、裏でいずれも重く受け止めておられました。でも、個人的な感想としては、むしろ少なすぎて駄目だったくらいに思っています。

これは私の考えなのですが、ネットの生放送で求められているものは、タイムシート通り隙なく作られた公共の放送の様なものではなく、"高校の文化祭+α"の様な、適度な緩さの中に、視聴者も含めた場の一体感のある放送で、実際、私たちもそういうものを作りたいと思っていると思っています。( まぁ、いざ、放送を設計し始めるとそれを忘れてしまうのですが…)

そういう文化の中では、むしろ多少のツッコミ所も含めて対等にワイワイできる空気感づくりで役に立つので、ミスに関しては多すぎなければ愛嬌と思って笑って終わらせる。 リハーサルに関しては、1回やって、見つかったアラを修正して2回目に本番と同じ形式でリハーサルしてれば十分。それで残るミスがあればやむなしで反省しすぎないで良いと思います。

結果について

今回、動画勢強かったですね。 昨年は、TOP10のうち9作品が静止画で占められる静止画圧倒の年でしたが、今年は静止画は4作品。(大麦さんは、静止画扱いにしても良さそうですが、それでも半数は動画)。 静止画作品も、いずれも一定以上の技量で臨んだレベルの高いものばかりだったので、よもやすべて放送で流れるかもと思いましたが、れーぜろさんですら62位。内心、波乱に次ぐ波乱でした。

あえて名前は挙げませんが、常連の作家さんで十分な完成度があるものも今回総合賞で流れなかったり、自分も流れて欲しい作品が出なかったものがある、大変にレベルの高い総合賞になったと思います。(おのれ運営)

それぞれ、予想をなんとなくして、結果に納得していない人もいらっしゃるかもしれませんが、票割れ、ソース被り、曲被り、原作の人気度、その他諸々の制御できない条件も含めて、ただ結果のみが真実なのがAniPAFE。風が吹いたり吹かなかった時がある事も認めてやっていくしかありません。

ただ、部門賞受賞作品が総合賞も取る傾向が例年以上に強かったと思いました。 演出、構成賞はともかくとして、テーマ、諧謔、選曲も総合と似たような感じになっていた。 多様な作品が輝くために、ルールの調整が欲しい数少ない所だったかなと思います。思い付きだと、部門賞だと、同じ作品は一つしか入れられないとかですかね(集計チェックの手間は見ていない

司会について

放送で「原作の話ではなくてMADの話をして」というコメントがあったりしたのを実はけっこう気にしています。

本当はどの作品も同じペースで、時間いっぱい話せればいいのだけれども、作品に入っているテーマは1分でも10分でも基本1つ。作品内も、サビとそうでない所があるので同じ密度で話し切るのは難しい。

特にじょんさん(と私)は台本無しで何か言おうとすると「アッアッアッ…(吃音」となるタイプ。司会を任された以上は、コントロールをしたいと考えるのはとても分かる。誰もがアドリブ万能な、みのもんたではない。

自分の感覚で理想なのは、最初に30秒以内くらいで、原作と曲のポイントだけさっと話して、そこからはみんなで自由にわいわい話す、1~2分して自然とひと段落したタイミングが来たら、個別で長く語れる人を指定して自由に話して頂いたり、原作や曲に関して、解説を深堀りして行くようなスタイルが良いと思っています。長い映像の場合は3分くらい話が出来たら上々、そこからはペースを落として相槌ちや、良かったシーンを拾いながらぽつぽつ話す様な形で終わっていければなと思ってます。ただ、メンバー、お互いの考えてることのすり合わせ無しで当日集められているだけの状態なので、ぶっつけ本番の会話に期待しないで、視聴する側は出来てたんならハッピーくらいの期待度であって欲しい。

あと、生放送で話す人は毎年AniPAFEほぼ一通り見て投票するような人ばかりなので、作者の名前や昨年の作品などを知った前提で話していますが、視聴者の過半数くらいは、そういう人ではないと思っているので、初めて視聴する人に向けて放送する心がけを忘れないで話をして、補足など入れていきたい。

投稿者 baban 2023/11/14 at 14:51

no comments

コメント

(leave url/email »)

前のコメント