静止画MAD大賞2022反省会

まずは、静止画MAD大賞。投票、宣伝、参加していただいた方々、ありがとうございました。 この記事は、イベントを振り返って、今後の改善点や課題を共有し、次回開催に向けてさらに良いイベントにしていくための記録の場とさせていただきます。

今回の静止画MAD大賞。昨年は目標としていた投票人数100人を無事に達成して、ついに成功といえるイベントとなりましたが、今年の投票人数は61人でした。

結果としては、過去の静止画MAD大賞2019~2021と比べても一番少ない投票人数となってしまいました。

人数に関しては「成り立ったけど成功とはいえない」というものになってしまったと考えています。

これに関しては様々な要因があったのですが、すべて私の責任ですが、事前に言い訳をしておかないといけない所があって、正直、投票前後は時間が取れなかった、活動に対して割ける時間に制限がありました。

というのも、1月の中頃に、自宅警備先を変えることにしまして、新しい勤め先となれば専門知識に関しては引き継げるのですが、その他の会社の慣習や文化、事業内容の違いなどは学習しなおしなので、最初の一月は帰ったら勉強、という状態になってしまうので、今回は無事に終わればよしと考えるしかない状態だったのですよね。

その中で、出来る範囲の事をやっていれば、昨年までに積み立てたノウハウもあるので、絞ってやっておけば昨年と同じか、1割減くらいで得票数は維持できるかと考えていたのですが、想定通りにはならずという感じでした。

傾向に関しては、投票期間中に既に現れていていました。

これが投票期間中のユーザーの動きです。

昨年の来訪者数も同じグラフにプロットしています。

来訪者数をグラフにしましたが、青い線が今年の動き、赤い線が昨年のユーザー数です。

  • 投票開始1日目のページビューは15%程度の減少だが、2日目以降のページビューの減少ペースが速い
  • 投票最終日のユーザー数が昨年ほどのピークを作っていない、これは結果発表も同じ

という違いが見て取れます。

掲示板の閲覧数も、おおよそ3~4割の減少をしていて、数値として注目が集められていないのが期間中分かっていました。

期間中はこの原因が確定出来なかったので幾つか仮説を立てていたのですが最終的には、アンケートで得られた意見が一番正解であろうということでまとまりました。

アンケート結果

あえて選択肢を設けなかった中、「なんとなく界隈で盛り上がりが欠けていた、昨年は生放送での宣伝などがあったがそれがなかった」というのが6人中3人が上がっていました。

日中双方で盛り上がりに欠けて、日中ともに投票数が4割減程度だったので分かっていませんでしたが少なくとも日本側に関しては、「界隈として投票期間中の盛り上がりを上手に作れなかった」が主要因であるんだなというのが確認できました。

投票された方のお名前も確認していますが、「何も宣伝しなくても勝手に気づいて投票してくれる層」といえる人は今年もお名前を見かけていましたので、ここは安定して運営している限り入れて下さると思ってきっちり抑える。

その上で、AniPAFEの動画税勢など、静止画にガッツリくっついている訳ではないけど、それなりに静止画作品も数は見ている層など、巻き込み方によって投票してくださる方を巻き込むような空気づくりで得票数は大きく変わると思って、事前に仕込みをきちんと行っておくのが大事なんだなと学んだ大賞でした。

投稿者 baban 2023/03/23 at 11:13

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