AniPAFE2022結果発表を3倍楽しむための見どころ解説!!

というわけで、国内最大級のMADの祭典、AniPAFEも10/29、10/30と土日にかけて結果発表のタイミングとなりました
この記事は、今年初めてAniPAFEの生放送を見る様な人達に、毎年恒例AniPAFEの「見どころ」を解説するための記事です
AniPAFE2022 詳細ルール

まずは生放送のURLを貼っておきましょう
1日目:部門別発表
生放送URL

2日目:総合賞発表
生放送URL

1日目の見どころ!


主催変更の影響

昨年、10年主催を務めたいはさんが引退をして、常連参加者であったゆきのふさんとyuuさんが主催を引き継ぐ事が発表されました。
そのため、初主催のイベントとなっているので、その動向の変化に注目です。
一応事前に、「今年は引き継ぐ事を主眼に置いて大きくルールを変えるようなことは考えていない」と言われていますし、ゆきのふさんが昨年MCをされているので、ある程度、予想は出来るのですがyuuさんの方も放送に関わるので、総合的にどう変わるか色々と注目していきたいです。

各部門の投票傾向と結果!

1日目は各部門の発表となっています。
発表されるのは、以下の5部門です
  • テーマ賞:入賞は1~10作品
  • 諧謔賞:入賞は10~20作品
  • 演出賞:入賞は10~20作品
  • 構成賞:入賞は10~20作品
  • 選曲賞:入賞は10~20作品
各部門にまたがって話をしても良いのですが、おそらくはテーマ賞、諧謔賞、その他3部門に分けて話をするのが良いと思います。
テーマ賞は2019年に新設された部門なのですが、「テーマ自体が良い物であったか」「そのテーマが良く表現されていたか」で評価をされるので、他の部門とは全く違う評価をされます。
評価の軸を、技術以外にも複数設ける意図で作られたような部門ですが、昨年は東京オリンピックの年に合わせて出されたOlympiaはこの部門を代表する様な作品になって印象的でしたね♪

今年は、正直やや候補作不足という印象もぽつぽつ聞こえていますが、順位に注目です
次は諧謔賞。こちらは楽しい選曲、楽しい演出、ユーモアを感じた作品というくくりになっていますが、実質ネタMADが圧倒的に強い部門になっています。
その分、古くからのパロディーの文化を受け継いでいる、古株の作品も多く、結果「おっほいネタ(おっさんホイホイ)」の作品が良く受賞をしています。一本釣りするような作品も多いですが気張らず笑ってみるのが一番ですね
そして、選曲賞、構成賞、演出賞ですが、特に映像編集技術の高さが、総合賞の結果に関わりがちになるこのイベントでは、特に演出賞を中心に、総合賞と近い結果になりがちです。
ここがAniPAFEの課題とも参加者の中でも言われている所はあるのですが、明日の結果を予想しつつ、その参考としてみるのが良いと思います。

2日目見どころ!

総合賞、特にベスト20位を超えるような作品は、公式の動画を凌駕する完成度のものがザクザク出てきて、このイベントの花形と言えるような部門ですが、こちらの見どころはこのあたりでしょうか
  • MCLとの結果の差
  • 静止画vs動画
  • さわらチャレンジ
1.MCLとの差。
MCLとはMAD Content Liveという、同時期に行われるYouTubeでのMADのイベントです。投票で順位を決めるAniPAFEとは違って、実力が界隈で評価されている人を呼んでの審査員採点での順位決定を行っているので、AniPAFEよりも編集している側の「やや通好み」な結果になりがちで、AniPAFEとは少し違う結果になったりしています。 特に、静止画部門、(動画)単体部門の2分野で参加者が被っており、静止画部門だと、参加者の31人中、17人作家さんが被っています(そのはず
その順位の違いは、ここ数年の楽しみになっています。

2.静止画vs動画
毎年の総合賞に関して1位争いで注目となっているのは、ここ数年は静止画が上位を埋めがちで、2017年のMilaNさん以降、動画MADで1位が出ていません。

ここ数年で、出てきた技術が静止画MAD向けの物が多いのが一つの原因なのですが、AIの進化で、切り抜きがとてつもなくやりやすくなりましたので、動画の復権を期待する作家さんも多くみられます。自分は今年は静止画が勝つのではないかと思っていますが、動画でも目を見張る様な作品が多いので、この順位に注目しています

3.さわらチャレンジ
このあたりは、身内ネタになってしまっているのですが常連参加者の一人、さわらさんに対しての歌舞伎の「よっ、中村屋!!」の様な掛け声コメントの事です。本人公式では「さわらァ!」が正しい事になっています、毎年、主催のゆきのふさんが一番槍狙いでコメントを行っているのですが今年は主催を行いながらこれを実行できるのでしょうか?

とりあえず、今年も「トラブルなく」良い放送になるよう努力されるはず…。
楽しんでまいりましょう!







MCL結果。

投稿者 baban 2022/10/29 at 07:42

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