第4の権力ということは?

マスコミは、宗教、政治に続く、第3の権力、権力の監視機関と言われます。

そのマスコミは、スポンサーに逆らえず、視聴者の望むモノを提供し、数々のタブーを抱えて、そうして現在でも存続しているマスコミは腐っているの?


結論から言うと、マスコミは結構その役割を果たしているのではないか? 私にはその様に見えます。

マスコミの役割というのは権力側の行動を監視し、問題点を見つけて、非難をするのが役割であってマスコミが権力に迎合する様になったときは世の中が良くなっていたためしが無い。

マスコミ自体はそれをよく理解していて、ときには政治のやった良いところを素直に報道するけど、その存在意義や本文を失わないように、非難ばかりを繰り返す事の矛盾を埋める程度にきちんとバランスをとっている程度であるだけだったりする。

修正すべき問題点が見あたらないからこそ、それが良い事だから、政治は「出来て当たり前」を求められて常に監視されて非難されて、問題点を掘り起こされてされに修正を求められており、マスコミはそのために存在するから。

そして、ブログはさらにそれを監視する第4の権力。ひとりひとりが発言権を持った究極の民主主義として期待されており、実際にその役割を十分に果たして来ている。

はてさて、問題はここから先で、「果たして、第4の権力っていうのは、己の判断に対して本当に冷静であるの?」

マスコミが資本主義の中で、客観的なメディアとしての問題を抱えているのは認めるところで、はてさて第4の権力側は自己批判されないままで自分から自分の内の問題を解決できている?

かつてマスコミが実質最後の監視者、最後の権力で、そのために表だって非難を受けないまま今に繋がっていったとして、自分たちは? 自分たちは?

もちろん監視機能を役割とする以上マスコミに迎合するのは問題として、単純な優越感で言いたいこと書いて満足してません?

広める側も、リンクされて伸びる意見と、正しい意見というのを違えていたりしていません?

・・・と思ったりしたのでした。人のこと必ず意見できる立場というわけではないですけどね。

投稿者 baban 2008/02/17 at 23:57

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