Vistaの次は「Windows 2010」? オールチン氏に聞く

Longhorn…というかいい加減Vistaって読んで上げた方がよいような気がしてきたこのOSですが

おおよそ自分が「こういう設計が良いなぁ」を奇麗になぞった形になってしまったカンジがあるので、調子に乗って「次のWindowsOSとはこうなる」とかやってみましょうかね…

自分なりの考える、次のWindowsOSの基本設計指針~

より柔軟なGUI拡張

正直な話、WIMPが一つの限界に達している以上、タブレットPCなどを含む新しい形のPC市場は、マイクロソフトが力を入れて育てていく市場でしょう

そして、その基盤のOSとして既存のWindowsを改良する以上、Windows自体が今よりずっとカスタマイズに優れた形になっていないといけません

そのため、ソフトウェアコンポーネント自体を整理して、全体的にフラットなカンジに整理されていくでしょう

エンドユーザーの側から見れば、そもそもGUI周りのカスタマイズに優れてたOSになっているのですから、ほんのちょっとのプログラミングで自由に拡張できるようになります

さらに一歩進んで、Firefoxの拡張の様な形で、OSのインターフェースをバンバン替えられる可能性も十分にあります

セキュリティの決定的な向上

正直な話、現在のWindowsはそもそも基本の段階から十分にセキュリティを意識して出来ていません

マイクロソフトはこれを一から考え直して、強化を狙うでしょう

ハードウェア隠匿

USBが標準でサポートされていなかったWIndows95から10年、長い歴史の中でドライバがなんたらとかいうのを出来るだけ出来るだけ隠すようにしてきたこのOSですが

おそらく、Vistaから次のWindowsあたりがこの問題のほとんど決定的な終結点となるように目指されるはずです

実際、すでにXPあたりでほとんど気にならなくなってきているのですがこれからWindowsは用途による分化が激しくなる中でも、今以上に気にしないで使えるよう工夫が凝らされるはずです




おおよそこの3つが、次のOSで狙う重点開発分野なのではないかなぁ、と今の自分は考えていたりします

どちらにしろ、OS設計という意味では、Vistaはある部分で完成系と言える領域に入っていますから、XP→Vistaほど革新的なモノにはならないと思います

嗚呼、当たり前ですけど外れても恨まないように…

投稿者 baban 2006/01/31 at 23:00

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