CSSの良いハック・悪いハック
ちょいちょいといつもの巡回中にWeb標準Blogさんの今日の記事で、IEチームが使用を控えるように言っている悪いハックの話をしていて
「うむうむ、IE7に向けて下準備しておかないといけないよねー」なんて読んでいたんですが
MicrosoftのIE開発チームが、「Call to action: The demise of CSS hacks and broken pages」のなかで使用を控えるよう呼びかけた「悪いハック」には、以下のものがあります。
- html > body
子供セレクタを利用するCSSハックです。子供セレクタを解釈するかどうかを振り分けの条件としています。
- * html
子孫セレクタを利用するCSSハックです。(X)HTML文書のルート要素はHTML要素であり、その祖先に相当する要素は存在しません。しかしInternet Explorerはこのセレクタを有効なものとして解釈します。
- head:first-child + body
通称「Owen Hack」。疑似クラスと隣接セレクタを利用するCSSハックです。first-child疑似クラスと隣接セレクタの双方を解釈するかどうかを振り分けの条件としています。
- head + body
隣接セレクタを利用するCSSハックです。隣接セレクタを解釈するかどうかを振り分けの条件としています。
- body > element
子供セレクタを利用するCSSハックです。子供セレクタを解釈するかどうかを振り分けの条件としています。
困ったことに私がやっているカタチのIE避けそのものじゃないですか…。うわぁ困ったなぁ…、と思って。IE blogの方での推奨ハック手順を読んだのですが
えー、<!--[if IE]>
。<!--[if IE]>
ですかぁー
結論:IEよ、お前が悪い
おまいは、ページ作成者側に、いちいちすべてのページにコレを埋め込んで行けと…。Web標準でもないコードを。非生産的に。
投稿者 baban 2006/01/18 at 00:16