萌え経済学
『ニュースステーションで出張っていたデブで眼鏡なアノ人』の本。
「嗚呼、あの人ならそりゃあ書くよなぁ…。」と常々納得ですが、最近巷でとりざたされている萌え経済の本ってオカシイですよね
アニメやゲーム関連でも「ヲタク向け」な作品というのは、頭打ちになりはじめているわけで、ブロッコリー株を買ってイタイ目に遭っている人達なんかを筆頭にして、そろそろ萌え株が成長株だ、という幻想は見破られるはずです。
ヲタク産業に対する注目の、正当な評価って、10年とか20年先にはそういうモノがウケる時代が来る、例えば70年代には大学生が漫画を読んだら馬鹿にされたのが、現代なら四十路で漫画を読んでも特に文句を言われないように、ヲタクっぽいアニメも、マニアなゲームも、次第に大衆化していくということですから
「長い将来を見据えるなら、今買わなくても良い」
これが正当な評価に見えるんですけど…
もっとも、本を書いている方は分かっていても、売れるウチに書いて儲けておけ、と思って書いているんでしょうけどね
投稿者 baban 2005/10/31 at 15:20