細りゆくエロゲ業界
なんだかんだ言って、産業なんていつかはこうなることが分かっているわけで、驚くことではないんですけどね
以前もちょっとお話ししましたが、エロゲ業界自体は、産業として成熟期のまっただ中、もしくは衰退期の初めくらいにあるわけで、規模としてはそのうち固定期に入ってあるべき所に落ち着きます
個人的には、どちらかというと最近のエロゲメーカーのTOPページで、ブランドごとの振り分けを行うところが増えてきた(メイプルカラーズの時はCROSSNETだけだったのにApRicoT、フェイバリット、一期一会と抱えているところが増えているとか)事なんかの方が気になったりします
嗚呼、こうやって複数のラインを平行して動かすことで経営リスクを削減&経営統合によるコスト削減しているんだろうなー、なんていうのは人生の総エロゲ時間が7秒の私でも推測できるんですよね
こうやって、ブランドをバンバン増やせるのは、メーカーが潰れる>潰れたブランドの人材を引っ張り込む>新ブランド確率、なんてのを繰り返せる状態があるのがこの流れの裏にあって、とどのつまり、業界は第1次再編期に入っているというのは言い切って良いのでしょう。
そうやって、再編の進んだ先では、かつてからある老舗、流通と資本を持っている企業(ビジュアルアーツとか?)なんかが、傘下のブランドを増やして、最終的には、業界自体は数社の寡占状態になると思います
そういえば、かつてエロゲを、日活ロマンポルノに例えた人達がいましたが、肝心のエロゲ自体のゲーム性って、どうなるんだろうなっていうのは私には分からないんですけどね。やっぱ、いまのサウンドのベルな方向性で安定…かなぁ…。
投稿者 baban 2005/06/12 at 22:28