Google、Wikipediaに支援を申し入れ――無償ホスティングを提案

WikiPediaって、アクセスとんでもないのに、情報を一つのサーバーに入れ込んでいる段階で、技術的に無理あるよなー、と思っていたのですが、逆に超強力なサーバーがあれば特に問題無いと言うお話

こうなると、Googleが何故こんな事をしてくれるのかが気になるのですが、GoogleがWikiPediaを商品として食い物にする様な事は、特には心配してないで良いみたいです

今考えられる範囲でも

という感じで、今考えられるメリットだけでも、サーバー管理の予算くらいは十分にペイ出来るわけで、企業相手としても、それなりに信用はして良いように見えます


ちなみに以前紹介したWikinewsっていうのは、自分は「中立的なニュースの提供」と言う意味で、結構期待していたりします

アメリカは恐ろしい時代になっていることを実感して欲しい。

ラジオやテレビで大統領の悪口が言えない時代になっているんだ

という言葉があります。先日の米大統領戦なんかが代表的ですが、メディア(企業)と政治の癒着が、明白になってきている状態があります

日本の場合を考えると、先日の安部氏のNHKへの政治介入問題は、この例に当てはまるか、もう少し事態を見極める必要があると自分は思っていますが、どちらにしろ、遠からず日本もアメリカの様になる。これは、避けられ得ない、ほぼ確かな事と感じています

米国の80年代に起こった、構造不況、保守主義の対等と右傾化、その他諸々、今の日本には、米国で80年代に起こった事と重なる物が多い事を考えると、10数年後には今の米国のような状況に追いついてしまいます。でも、逆を考えれば、その時間的猶予があるのは、ある意味では幸運な事で、「まだマシ」と言えるような方向に持っていくのにはチャンスが残っていたりします

月並みな言い方ですが、インターネットは成熟しつつあり、その結果、これを実現するための探求や実験的な試みが登場しはじめているのだと思います。

と言うのが、結構的を得ている感じがあって、"インターネット発"のシステムが、社会にインパクトを与える。今はそういう時代で、「Wikinewsはその一つとして成功してしまうんでは?」と自分では感じています

投稿者 baban 2005/02/15 at 13:14

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