Premiere使用の初心者編

Premiereを手に入れた、使えるようになりたいと言う方。悪いことは言わないので本なんか探さないで付属のヘルプを見ましょう。ヘルプに勝る解説書無しです

ただ手っ取り早く使えるようになりたいという方には、Second-wind氏のチュートリアル形式ヘルプ、でたらめぷれみあでたらめぷれみあ・ねくすと制作中です。

あとは、一応自分の読んだことのある範囲で1つお勧め本を上げるなら 「Adobe Premiereでつくるデジタルムービースーパーテクニック」が、当たり本です。
後の版になるほど3D動画との合成あたりを割合増やして行きながら、細かく改訂している感じですので、昔の物を探した方が良いのですが、こだわるほどでもないかと思います。
現在手に入る物は6.0用6.5用になります。
ヘルプを超えた範囲の説明をしている本と言えばこれくらいでしょうか…。
※古い本になるのでいつ絶版になってもおかしくないので購入予定の人は早めに購入した方がよいでしょう。

あとはAdobe公認とか書いてある本は基本的にアウトです。ヘルプの焼き増しとしか言いようがないので。
本当の初心者な場合はヘルプの単語が判らないという事が有りますので、ヘルプを更に噛み砕いた入門本は1冊ぐらい持っていても良いかもしれません。

参考
Adobe Premiere 関連書籍

Premiereを使う際の注意点

★動画が読み込めない
┣対応フォーマットは以下の通りです。
http://www.adobe.com/jp/products/premiere/supportedformats.html
┣これら以外のフォーマットもcodecを入れれば読み込める場合がありますが、
┗自己責任でどうぞ。読み込めないんですがといわれても知りません。

★AVI-DVなのに読み込めない、途中で止まる、変になる。
┗AVI-DV Type2ですか?Premiereでチャプチャしましたか?

★aviファイルが、、、movファイルが、、、
┗codecを明記しろ。codecとは拡張子のことではありません。

★mpeg2が読み込めない、編集できない、編集中にトラブルが…
┗mpeg2はサポートしてません。無圧縮、可逆圧縮、DVに変換してください。

★音声にMP3を使うとブツブツ途切れる。
┗仕様です他のソフトでWAVに変換してからお使い下さい。

★音声にMP3が使われてるAVI使うとPremiereが異常終了してしまう。
┗仕様です他のソフトで音声をWAV等に変換してからお使い下さい。

Premiereのフィルタ

ダントツで使えるのは間違いなくAdobeFinalEffectなのですが、これは生産停止しているので現在入手は困難です。
まぁ、出来たとしてもお値段が洒落にならないのでお勧めできませんが…。
そもそも日本では発売されてなかった物なのですが・・・。

他に何か使えるツールを探すならお勧めはAMA's Factoryのフィルタ、Burger Transitionsの効果です。

あと、以外に知らない人が多いのですがPhotoShopのフィルタや、AfterEffectsのフィルタは、Premiereとの互換性があるモノがあります。
ただ、Premiere6以降になってから、Premiereインストール時に、勝手に取り込んでくれるようになってくれたので、一応知識としてだけもっておいて「嗚呼、これが」とでも思っておいてください。

追記
大きく分けて5.x以前と6.x、Pro以降の3種類では使えるプラグイン、フィルタに大きな差が有ります。
PremierePro以降になってからサードパーティ製のAfterEffectsのプラグインが殆ど使えるようになりましたが、以前は使えたPhotoShopフィルタ等が使えなくなってるものも多いのでご注意ください。

そのエフェクト本当に必要ですか?

エフェクトフィルタをかければ、パッと見は派手になります。
しかし、必要無いエフェクトをかけても、作品自体のバランスを崩す結果になる事もあります。

そこで、エフェクトは本当に必要だと思うものだけ入れる。(減らす事も考える)
必要ないエフェクトは明らかに浮くし、作品の品質を落とすだけ
という考えを持つのも大事だと思います。

結局の所、試行錯誤や創意工夫が大事ですよねぇ

Premiereの有効活用法。

世に数ある動画編集ツール。静止画M@D業界ではPremiereとAEが頑張りまくっているのですが。

出来る表現の数に関してはAEの方が上です(もちろん結局はフィルタの組み合わせなので限界はあるのですが)。

PremiereのAEに対してのアドバンテージは時間関係に関して操作がしやすい(センスを反映しやすい)と言うのが一番の所になります。例えばロックをBGMにしているときドラムの音に合わせて"高速にイベント画像を切り替える"あたりが用途になります。というより、やはりAEはタイミングあわせが面倒くさい操作系をしています。いろいろと手を工夫してもPemiereには及ばないでしょう。

あとは動画素材の扱いが容易。もともと、Premiere自体そういう方向を向いて開発されているのですから、当たり前と言えば当たり前ですが、どうあってもフィルタの組み合わせでの表現では限界は来ますから、動画素材+透明度調整で表現力を上げることは必殺の武器になります。

元々動画編集はモーションとフィルタを組み合わせて映像にしてしまう方が邪道で、こちらの方が一般的な方法なのですから。

あとは個人的にはPremiereで作った編集した動画を、一度出力して後で素材として、作品内で使えば良いのではと思います。

動画素材+トラックマットまたは、動画素材+スクリーンを使えばかなりの数のやりたいことが出来てしまいますので面倒臭がらずに、旨く使っていければと思わされます。 Premiere6からは、バーチャルクリップが機能としてついたので、ここのあたりが大分楽に出来るようになりました。まぁ、出力する動画ファイルの数が増えるのがアレですが、AEでも、処理の重たいモノは、部分的に完成した段階で動画として出力してしまいますしね。

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Last-modified: 2019-12-22 (日) 02:13:11