MozillaFirefoxのテーマの作り方

概要

なんだかんだで実際にcssファイルを覗き出すと、HTMLの様で知らないタグ名、そしてWebサイト作成などでは出会わないような量のcssファイル群の中から、自分が変更したい箇所を大変骨が折れます

なので、まずglobalフォルダ内部に的を絞って、良く変更される箇所や、良く変更されるファイルなどをピックアップしていきます

(「/**」とか「/*+」とかの書式は、テキストから必要な部分を抜き取るために使っているだけの自分書式なので無視してかまいません)

まず、変更すべきファイル

global.css

Firefoxのウィンドウ全体、ダイアログウィンドウ、Firefox下のステータスバー等の、ほぼ必須なウィンドウ部品の中身を提供しています

基本的にまずは、このファイルを開いて、背景色などを変更するのがセオリーです

重要変更箇所

global.cssを弄りながら、同じように誰もが変更をかけるのがだいたい以下のファイルです。

browser.css

ブラウザ依存主にタブ関連のデザインを変更するために使用することが多いです。正直なところ、他の部分の変更を行った後に最後に変更をかけるのがセオリーの箇所です

menu.css

ウィンドウ上のメニューバー関連の設定です。一部popupの装飾を含んでいます

popup.css

ウィンドウ上のメニューをクリックしたときのリスト、右クリックをして出すコンテキストメニューの設定を行います

tooltipは説明のためにポップアップしてくる一行説明に使うタグ

scrollbars.css

コンテンツ内部をスクロールするスクロールバーの設定を行います

toolbar.css

画面上のメニューやナビゲーションボタン、アドレスバーを格納しているツールバーを設定、menubarタグも同じ設定を適応してしまえば問題ない

toolbarbutton.css

ツールバー内部のボタン類の装飾を設定します

tree.css

どのテーマであれ、必ず設定を弄る可能性があるファイルです。

ただし、背景などの変更にはそれなりの修練を必要とするので、CSS弄るのが怖い人は画像だけ変更してしまえばかなり見れる変更が行えます

最初は特に変更する必要のない箇所

ここで設定しているのは、部品として小さいものが多く、変更の優先度としては一段下がりますが、普通に作っていれば弄りたい箇所が出てくるものが中心です

button.css

正直XHTML+CSSの十分な知識があればあまり考えなくても期待して変更がかけられる。

クラス名のかかっているものに関しては、最初は触らぬ神にたたりなし、という事で無視してしまうのが吉。

dialog.css
findBar.css

Ctrl+Fで出てくる検索バーを装飾します

groupbox.css
linkTree.css
listbox.css
menulist.css
progressmeter.css
scrollbox.css
tabbox.css

変更箇所特になし、または少ない

ここは、特に作り込もうと思わない限り弄ることが無いスタイルシートです

arrow.css
autocomplete.css
colorpicker.css
checkbox.css
config.css
console.css
customizeToolbar.css
expander.css
filepicker.css
formatting.css
plugins.css
printing.css
printPageSetup.css
printPreview.css
radio.css

書き換えの場合には、XBL Bindingの理解が必要になる場合があります、難所なので触らない方が良いです

richlistbox
spinbuttons.css
splitter.css
textbox.css
wizard.css
wizardOverlay.css
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

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