ナデシコ歴史年表(詳細版)

つきつめると詳細不明な部分や、推測に当たる部分は大概(?)を付けていますが、基本的に自分の思うように、取捨選択しています。

劇場版

2201年07月31日(7時頃)

ヒサゴプランの8番ターミナルコロニーシラヒメにユリカが捕らわれているとの情報を受けたアキトは、シラヒメを襲撃。

襲撃を知った「火星の後継者」側は、北辰と六人衆がユリカを(アマテラスに?)ジャンプで移送し、証拠隠滅のために研究スタッフを全員射殺。さらにシラヒメを爆破して、完全に研究の証拠を消してしまい、アキトが到着した時には、すでに全てが終わっていた。

爆破の結果シラヒメは大破。最終的には死者百五名、負傷者五二七名の被害を出し、ターミナルコロニーとしての機能を完全に停止してしまう。

このとき、シラヒメから救助の信号を受けたアオイ・ジュン中佐率いる連合宇宙軍の戦艦アマリリスは、センサーにボソンジャンプして消えようとするブラックサレナの、朧気な姿を確認している。

2201年08月2日

一連のターミナルコロニー襲撃事件に、ラルフ・ベーコン氏(60)を委員長とする事故調査委員会を設立。

事件に立ち会う事になったアオイ、ジュン中佐は全高8mサイズのロボットがボソンジャンプして消えたことを中心とした「アオイ報告書」を委員会に提出したが、事件を旧木連系の残党の仕業と考えていた委員会はセンサーの誤作動としてこれを無視した。

結果、事件の調査は委員会と統合軍との共同で行われることになり、宇宙軍は弾き出される形に…。

宇宙軍のミスマル総司令とムネタケ提督は、この事件の裏には反ネルガル組織が関わっており、謎のロボットはネルガルの仕業で、この事件はもっと大きな事件に発展するのではと考えて、ナデシコBを調査に向かわせることにする。

2201年8月9日

コロニー管理法の緊急査察要項を盾に、ルリ達がヒサゴプランのメインターミナルコロニー、アマテラスの査察に来る。ルリは子供達と一緒に見学コースを回り、統合軍に従ったように魅せていたが、裏でハーリー君を使ってアマテラスのシステムをハッキング。密かに情報を手に入れていた。

アマテラスのコンピューターが謎の暴走。ウィンドウに映った「OTIKA」の文字をアキトと関係があると思ったルリは、ブラックサレナの襲撃を予感し、実際にブラックサレナは襲撃に来る。

アキトがアマテラス中枢。ユリカのいる場所へと迫ると、のアマテラスの警備の最高責任者であったアズマの部下、にして「火星の後継者」のNo2である、シンジョウ・アリトモは、「プラン乙」(火星の遺跡、ヒサゴプランのターミナルコロニーの占拠を行った後にボソンジャンプの研究を行う時間を稼ぎ、その後、作戦の根幹である「プラン甲」に移行する)を発動する。

その後「火星の後継者」は、アマテラスを爆破、ターミナルコロニー、サクヤ、クシナダ等数個を陥落し、火星極冠の遺跡を奪取する。

2201年8月中旬

アマテラスの爆破後「火星の後継者」の首謀者が、元木連の実質的指導者、草壁春樹だと知った統合軍首脳部はひそかに色めき立つ。さらには統合軍の3割が「火星の後継者」に賛同し、深刻な事態となった。

ネルガル月工場で建造中の新造戦艦ナデシコCで遺跡を奪還する作戦を建て、極秘任務のために、正規の軍人を使うのを避けようと言うことで、ネルガルのプロスペクターとルリ達とで、旧ナデシコクルーを集め始める。

統合平和維持軍が火星の後継者への武力行使開始。各ターミナルコロニーに艦隊を送る。

2201年8月19日

数で勝る統合軍は、戦力差に者を言わせて、各コロニーで有利に立ち、コロニー奪還も時間と思われたが、ボソンジャンプのコントロールに成功した「火星の後継者」は敵艦近くに機動兵器をジャンプアウト。その後に、乗せている対艦ミサイルで相手艦の機関部を破壊するという戦術で形勢を逆転。統合軍は撤退を余儀なくされる。

ちなみに『クシナダ』攻防戦は統合軍第五艦隊が攻略。『サクヤ』攻防戦では、第三艦隊が参加するが、旗艦「ゆきまちづき」が落とされ、撤退。その他参加艦艇の詳細は不明。

2201年8月20日 8:00頃

ハーリー、イネスさんと共に月へジャンプ。

同じ頃、ルリとハルカさんは、アキト達の三回忌で、実は死んでいなかったアキトと再会。

シャトルで月に出発、積尸気部隊の襲撃を受ける。

同日午後

ボソンジャンプの制御に成功した「火星の後継者」は、計画の最終段階である「プラン甲」を発動。ボソンジャンプで地球圏各地の政府重要施設に奇襲をかける。

各地で、「火星の後継者」の優勢が伝えられる中、地球連合総会議場では、会議場にネルガルの新型、アルストロメリアがボソンジャンプで現れ、敵機動兵器を撃破。コックピットから現れた「熱血クーデター」での英雄、月臣元一朗は「火星の後継者」の兵士に対して説得をはじめ、「火星の後継者」側の指揮が落ちる。同時に各地でアルストロメリアが出現。反乱を鎮圧していった。

同日午後

ナデシコC、火星極冠遺跡にボソンアウト。それと同時にルリは火星域の戦艦、機動兵器を強制的にハッキング。火星圏全域のシステムを掌握し「火星の後継者」のNo1である草壁を逮捕した。その隣では、ナデシコCを破壊しての逆転を狙った北辰率いる機動兵器隊がジャンプアウト。そこに現れたアキトとの因縁の決着が付こうとしていた。

北辰に勝利したアキトは、ユリカが救出されたのを見届けてユーチャリスと供に、いずこかへと飛び去ってしまう。

劇場番〜NADESICO THE MISSION

日時不明

回復したユリカは連合軍に復帰。

ユキナな高校に戻り、実は生きていたイネスさんは学者として表立って行動できるようになり、その他クルーはそれぞれの職場に復帰していった。

ところで、リョーコ、ヒカル、イズミ、ウリバタケはNADESICO THE MISSIONでナデシコBに乗艦していますが、つまりはその後どうなったの?

NADESICO THE MISSION

日時不明
南雲 義正を中心とする、「火星の後継者」残党の反乱