ナデシコ歴史年表(詳細版)

つきつめると詳細不明な部分や、推測に当たる部分は大概(?)を付けていますが、基本的に自分の思うように、取捨選択しています。

[TVシリーズ]

2195年10月1日

前年から小惑星帯などを侵犯していた"木星蜥蜴"が、ついに火星方向に進行を開始したとの報を受け。地球連合軍第1艦隊が迎え撃つ。いわゆる「第1次火星開戦」。

この会戦により第1艦隊はほぼ壊滅。チューリップに突撃したリアトリスが、火星への落下軌道を変えてこれを撃退する、しかしチューリップは、火星の最大級のコロニーであったユートピアコロニーに墜落。

テンカワアキト、ボソンジャンプで地球へ。

2195年10月1日〜2196年10月1日

地球連合側は地球防衛を最優先事項として、第1〜第7防衛ライン設立。

木星蜥蜴、その後も次々とチューリップを火星に落とし、火星を制圧。

木星蜥蜴月に進行。完全制圧。

テンカワアキト雪谷食堂へ就職(小説版の文脈から、おそらく地球に来てすぐ)。

2話でチューリップに飲み込まれた、クロッカスがボソンアウト?

ネルガル、ナデシコクルーのスカウト開始。

2196年10月1日

日本時間午前(または昼):佐世保上空で戦闘行為有り。

晩:アキト、雪谷食堂をクビになる。ユリカとの再会。

同日晩(おそらく深夜):木星蜥蜴がナデシコの破壊を目的として、蜥蜴襲撃。

2日朝:長崎県佐世保のネルガル地下ドックにてナデシコ就航、木星蜥蜴をクラビティブラストで撃破。

2196年10月〜2月

(台湾近海?)木星蜥蜴に対して、確実に戦える兵器を持っていなかった地球連合側は、あの性能のナデシコを民間に自由にする訳もなく、ナデシコ艦長ミスマル・ユリカの父親である、ミスマル・コウイチロウ提督率いる連合宇宙軍第3艦隊旗艦「トビウメ」内にて交渉が行われる。

その結果、ナデシコはネルガルの私有物であり、その行動を軍が制約しない事が決まる?

海底に沈んでいたチューリップが活動再開。(トビウメの?)護衛艦のパンジー、クロッカスが飲みこまれる。

ナデシコが作動キーを付け、活動を再開。グラビティブラストで(小型)チューリップを撃破。

その後ナデシコは、各地でまだ乗艦していないクルーを回収?

地球連合宇宙軍。ナデシコを追撃。大規模な軍事行動に反応した、木星蜥蜴と戦闘に。第7〜第5防衛ライン無力化。

第4防衛ライン突破。ナデシコ、アオイ・ジュンの率いるデルフィニウム部隊(9機)と交戦。

ナデシコ、相転移エンジンの出力を臨海へ…。ビックバリアを突破する。

ダイゴウジ・ガイ、小型艇で脱出するムネタケ提督一同を見かけ、撃たれる。

ダイゴウジガイ、(ナデシコ内ICUにて?)死亡。

ナデシコ、サツミキドリ2号に接近。サツキミドリ2号は木星蜥蜴の襲撃を受け大破、サツキミドリ2号の住人はそのほとんどが死亡。

メグミとアキトの仲が急接近。

火星到着までの2週間。ナデシコ内にて、死亡したサツキミドリ2号の住人の葬儀が行われる。

2197年2月

5話:ナデシコ内にて反乱が起こる。原因は男女交際に関しての規定であった。しかし、この規定は艦長の「どうせなら葬式より結婚式やりたい!」の一言で無かったことになる。

火星付近にて、木星蜥蜴の艦隊と戦闘。戦力の約8割を撃破してこれを突破し、火星への突入軌道を取る。

ナデシコ火星に到着。

強襲揚陸邸ヒナギクにて、火星のオリュンポス山の研究施設を調査。

ユートピアコロニー跡に来たアキトが地下に生き残りの人々を発見。ナデシコ、アキトを追いかけてユートピアコロニーに来る。

(生き残りの人々のリーダー格にあたると思われる)イネスさんとの対話中に木星蜥蜴の戦闘になり、フィールドを展開したナデシコは地下の人々を押しつぶす。

ナデシコ、チューリップからジャンプアウトしたクロッカスを発見。

オリュンポス山研究所近く。フクベ提督に指示され、チューリップに突入。8ヶ月後へボソンアウト。

その後、フクベ提督は木連の捕虜になる。

2197年2月〜10月

ナデシコの失敗から、スキャパレリプロジェクトはナデシコ単独による火星遺跡のテクノロジの奪還(A案)から、方針転換をして、ネルガルの軍と歩調を合わせての古代火星の技術の奪還(B案)ることになる。

地球連合と木連の戦況が覆り始める

地球連合軍。月面(表側)を奪還。

2197年10月

第2艦隊(を中心とする?)第4次月攻略戦の最中に、ナデシコがボソンアウト。

アキト、蜥蜴との戦闘中にナデシコから離れ遭難。月の裏側へ。

コスモスからノーマル戦闘機を借りてアキトを救出へ、途中バッタとの戦闘になり。テンカワ機に助けられる。

テンカワ機、ソーラーセイルを広げて加速。その後、電源が切れてピンチ状態のところを整備の途中に無理をして出てきたナデシコに回収される。

ナデシコ、地球連合軍海軍極東方面軍に編入される。提督としてムネタケ・サダアキ、副操舵司としてエリナ・キンジョウ・ウォンが来る。

2197年10月〜12月24日

北極海域ウチャツラワトススク島に取り残された、親善大使の救出作戦。

赤道直下テニシアン島に落下した新型チューリップの調査。

ロシア領、クルスク工業地帯に落ちたナナフシの攻略。

オモイカネの自我が連合軍へ反抗をしたため、オモイカネの記憶の消去が行われる。

それを阻止しようとアキトがオモイカネの中に進入、オモイカネの自我を一時的に切り取り、その後連合軍のプログラム書き換えを阻止する。

角川ミニ文庫「チャンネルはルリルリで」

緊張感を欠いたクルーの娯楽のために「ナデシコTV」開局。視聴率No.1を取ったスタッフには、公共の番組への出演と言う条件にクルー達の番組の制作競争が激化する中…。詳細は小説を読むべし。

2197年12月10日?

月で原因不明の大爆発が起こる。(実はこれは2週間後(13話)で、自爆しようとした月臣のマジンであった)

(同時に?)アキトが2週間後(13話)からジャンプアウト。その後2週間、アキトは身体検査と尋問でナデシコと連絡が取れないでいる。

2197年12月24日

ナデシコ、カワサキシティに停泊。クルーが正式に軍に徴兵されることが知らされる。それと、同時にテンカワ・アキトの解雇され、変わりのパイロットとして連合軍からイツキ・カザマ(TVシリーズでの通称は少女)が赴任する。

カワサキシティ、アトモ社研究所内のチューリップから、木連のテツジン、マジンが出現。

ナデシコのエステバリスチームがこれに応戦するが、交戦中にイツキ・カザマはテツジンと相討ちで死亡?(SS版ゲームThe blank of 3 yearsを参照)

研究所破壊のため自爆をしようとするマジンとアキトは、ボソンジャンプして2週間前の月へ。

回収したテツジンにコックピットを発見。中にはゲキガンガーグッズが…。

その後ナデシコはアキトを迎えに行くために月へ…。

2197年12月31日

総集編、語ることナシ。

2198年1月〜2月

カワサキシティを襲ったテツジンのパイロット(白鳥九十九)がナデシコに進入。整備班のメンバーに捕まり、木星蜥蜴の正体が人類であることが発覚する。

白鳥九十九、蜥蜴が人間であるという秘密を守るため、アカツキに殺されそうになったところをメグミちゃんとハルカさんに助けてもらい、ナデシコを脱出する。

同じ頃月では、月臣のダイマジンがナデシコ級4番艦シャクヤクを破壊するためにネルガル月ドックを目標に出現。アキトが月面フレームでこれに応戦し、ダイマジンパイロットとの通信から蜥蜴の正体が人間であることを知る。

エリナの口から木星蜥蜴の正体が、100年前、月を追放された人々(現在の木連)であることが語られる。これをブリッジのメンバーが館内放送で流し、ナデシコクルー全員が蜥蜴の正体を知る事となる。

白鳥、月臣の艦隊が月面都市を再度襲撃。アキトはコレを退けることが出来たが、4番艦シャクヤクが破壊され、その後シャクヤクのYユニットはナデシコに取り付けられることになる。

Yユニットの取り付けのためにドック艦であるコスモスに行く。

途中、ムネタケ提督に不審を持ったアキトは、ガイが殺された件について問いつめる。

倒錯したムネタケ提督、コスモスを敵艦と思いこみ、エクスバリスで出撃して自爆。

ルリにピースランド大使から使者が来る。ここでルリがピースランドの姫であることが分かる。

ピースランド国王と面会したルリは、正式に娘として来るかどうか、回答までの時間をもらい、4歳まで育った施設に行く。そこで、プログラムである両親と再会したルリは、何かを悟り、ナデシコに戻ることにする。

木星蜥蜴が人間であることがバレたことから、ミスマルユリカに変わって新艦長を選任するにあたり、ナデシコクルーで新艦長コンテストが行われる。

結果、1位当選のホシノ・ルリが棄権。同票、2位多数によるじゃんけん決戦の結果、ミスマル・ユリカが繰り上げ当選によって再任。

ナデシコ、新型兵器ボソン砲を搭載したかんなづきと戦闘。
2198年2月〜3月

ナデシコ、月の裏側の最終攻略作戦に参加。途中Yユニットの異常もあるが無事に制御を回復して、作戦ポイントに到着。相転移砲を発射して、木連側の大部隊を殲滅する。

木連の白鳥九十九が和平を提案。これに賛同した木連側の実質的最高指揮官である草壁春樹が賛同。使者としてユキナをナデシコに派遣する。

ユキナがナデシコに到着。兄、九十九をたぶらかした(と思われた)ミナトさんを亡き者にしようとするが失敗。逆に説得され、ツキナはミナトと九十九との仲を認めることになる。

ネルガル会長アカツキ・ナガレはユキナを処分しようとナデシコを停止させ、連合軍第3艦隊に引き渡そうとする。

ユリカの父コウイチロウとプロスペクターは、火星でのアキトの両親の死と、ボソンジャンプの関係の真実を話す。

アキト、ユキナを連れてナデシコを脱出。

その後、アキトはユリカやハルカさん達とサセボの雪谷食堂に潜伏する。

雪谷食堂に潜伏したアキト達等。ナデシコのクルーは散り散りに。

ルリはクルー全員に通信を送り。ナデシコに戻るように説得。再びナデシコを動かしたユリカ達ナデシコクルーは、クルーを集めた後、木連との和平交渉を行うために、地球を脱出。一路木星へ…。

和平の使者として、木連あは白鳥九十九をナデシコに送る。

彼の持ってきた「ゲキガンガー特別編集版」に感動したクルーは、火星域到着まで「ゲキガンガー祭り」を開催する。

一方、木連側は火星極冠の遺跡を手に入れ、ボソンジャンプテクノロジーを手にしたことにより、政策を戦争継続とする。そのため、邪魔になった白鳥九十九は、和平の席に立ったナデシコクルーの前で暗殺され、和平交渉は決裂する。

同時に、木連はナデシコを攻撃、ピンチに陥ったところをアカツキの乗る、ナデシコ級3番艦カキツバタに助けられる。

2198年3月

カキツバタにやってきた、ユリカとアキトは、カキツバタのボソンジャンプ実験に参加させられることになり、カキツバタと共に火星にジャンプする。

ユリカは、アカツキ達に、ボソンジャンプの最大の秘密である、火星の遺跡の話を聞き、後に追いついて火星にきたナデシコとカキツバタで極冠遺跡の奪取作戦に参加する。

しかし、ユリカは戦争の原因である、遺跡を破壊しようとして、カキツバタと戦うことになる。

古代火星人から送り返されたアイちゃんが遺跡にジャンプアウト、アキトが迎えに行くも間に合わず、遺跡の活発化に巻き込まれたアイちゃんは、2173年の火星の砂漠に飛ばされる。

火星の遺跡を取られることをおそれた木連は、チューリップから優人部隊を送り込む。圧倒的不利な立場の中、カキツバタが落とされる。

同時にナデシコもピンチに陥るが、ナデシコは遺跡の中心部である演算ユニットと共にボソンジャンプ。その後ナデシコと一緒に、演算ユニットを広い宇宙に置いてきぼりにして発見不可能にし、両軍の戦争の目的を無くしてしまう。