トラックマットをきちんと使おう

基本

自分も経験値浅いので、間違っていたらすいませんが、バーチャルクリップの使い方って、ほとんど全てが、次の3つの用途のいずれか絞られると思うんですよね。

  • ループ素材の作成
  • 2重3重にトラックマットをかける
  • "トランジション"を何重にも重ねる

まぁ、実際やりながらサンプルを追っていきましょう

ループ素材の作成

まず、PhotoShopで走査線素材を作ります

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Ctarl+I(反転)を使って、色が逆のモノを作成します

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え?違いが良く分からない? 拡大するとこんなカンジ

通常版

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反転版

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違い分かりますか?

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これをタイムラインに配置して…、今回は2フレームごとに切り替えで行きましょうか…

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ここからがバーチャルクリップの使い方、メニューを選択して

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範囲選択を行います

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そして、ドラッグしてタイムラインに設置

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あとは同じ要領で量産して上げましょう。裏技になりますが、Ctrl+Zを2,3回連続で押してみてください、楽が出来ますよ

これをビデオとして出力して、適当な動画に”透明度”をスクリーンにして配置すると

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こんなカンジでテレビの走査線を擬似的に再現できます。こんなかんじで同じ事を何十回と繰り返す場合、バーチャルクリップを使うと作業量を劇的に減らす事が出来ますよ…と

多重トラックマット

コレに関してはサンプルを作成した(DivX 580kb)ので、まずはコレとタイムラインを見てもらうのがよいでしょう

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タイムラインを見てもはっきりしますが、これは前半と後半に分かれています。

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まずはトラックマットを1回使います

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しかし、ココで一つ問題が、背景の金網の画像がゼンゼン写っていません。これがトラックマットの非常に面倒くさいところで、また、避けられない問題でもあります。 そこで、ここでバーチャルクリップを使用して、さっきの映像を複製します

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そして、人物をトラックマットをもう一度使ってくりぬきます

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あとは少々化粧をしてやればサンプルの映像の出来上がり…というわけです。今回は、トラックマットを2重にかける程度で済ませましたが、これを多層的に重ねていくとまだまだ複雑に画像がくりぬけます。 ただし、この方法は、膨大な「のりしろ」となる無駄な映像ができあがりますので、一度映像として出力してから、本体となる映像に組み込んで使うことになりますね。

多重トランジション

えっと、これは自分の経験論なのですが…、そもそもトランジション自体があまり使い道の多いものではありません。 そのほとんどの機能が、エフェクトとトラックマットの組み合わせでなんとかなるからです(しかもその方が応用範囲が広い)。 というわけで、トランジションというのは、エフェクトとトラックマットの組み合わせでは出来ない(もしくは面倒くさい)者のみを残して使わないです。逆を言えばそういう場合には大いに使うんですけどね。

もうなんか、ループ素材と多重トラックマットの所ですでにある程度予想も付いていそうな気がしますけどね。 なんか良い演出が浮かばないので、パス。 誰かやって…。


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Last-modified: 2019-12-22 (日) 02:13:11