"属性の張り付け"を使いこなそう
基本編
今回は、Copy&Pasteの発展編。「画像Aと画像Bに、同じフィルタを、同じ値でかけたいんだけどなぁ…」と思うときに便利な方法です。
まずは試しに、2本のタイムライン(仮にAとB)に好きなフィルタを設定してみましょう
#ref(): File not found: "Ctrl+C.gif" at page "Pre-DETAPre-Paste"
そして選択して「Ctrl+C」でコピー。
#ref(): File not found: "Ctrl+Alt+V.gif" at page "Pre-DETAPre-Paste"
最後に画像Bを選択して「Ctrl+Alt+V(属性の張り付け)」のショートカットを押してみましょう。
#ref(): File not found: "paste-window.gif" at page "Pre-DETAPre-Paste"
こんなウィンドウが出てきましたか? これが見れたら成功です。
これで「モーションだけ」とか「フィルタだけ」の値を取り出して、他の画像に適応する事ができます。
時間をズラして管理する
特に、数が多い上に、無駄に重複作業が多い者の代表選手。文字レイヤーを動かすのに大きな効果を発揮します。 まぁ、こういう者は「百聞は一見に如かず」、案ずる生むが易しということで、サンプルを作成してみました(DivX 657kb) これのタイムラインをちょっと覗いてみると。
#ref(): File not found: "timeline.gif" at page "Pre-DETAPre-Paste"
どこがどう対応しているのか、見比べていると良くわかりますね。文字に同じフィルタやモーションをかけた後に、時間を上手くズラして管理しています。
今回はサンプルということで、あえて変なものを追加しないで素直にいきましたが、作業量の関係上、これないとできないような演出もありますので、脱・初心者を目指すなら知っておくべきテクのひとつなのは間違いありません。
疑似立体効果の再現
今回もサンプル(DivX 145kb)を見ていただくのがわかりやすいかと…
こういう擬似的な立体効果というのは、ようするに近くにあるはずの物体は、拡大率を高く取って、遠くにあるはずの物体は、なかなか拡大しないようにすれば再現出来るわけです。
#ref(): File not found: "perspective-view.jpg" at page "Pre-DETAPre-Paste"
まずは、完成図を写真屋で作成します。
#ref(): File not found: "perspective-motion.jpg" at page "Pre-DETAPre-Paste"
タイムラインに配置して、背景を適当な値に拡大します。
#ref(): File not found: "perspective-motioncopy.gif" at page "Pre-DETAPre-Paste"
モーションを人物にコピーして
#ref(): File not found: "perspective-lastmotion.jpg" at page "Pre-DETAPre-Paste"
人物の終点をさらに拡大します。
あとは微調整を加えればサンプルと同じモノが完成します。 PremiereではZ座標なんて高度なモノがないので、この方法がおそらく唯一まともな立体表現といえるモノだとおもいます。前にも言ったかも知れませんが、モーションに関して、PremiereがAEに勝っているところはありませんから…。