AfterEffectsの場合、フィルタに対するパラメーターと、その指定の方法は基本的に統一されており、そのためAfterEffects側で十分なライブラリの整理がされています。
詳しい説明は、PDFで書かれたhelp(英語)の3章にもあるのですが、実際にコードを読んだ方が分かりやすいです。
パラメーターの指定を出来る様にしたい場合は、SDK_Noiseサンプル内部では、ParamsSetup関数内部を覗いて貰うのが一番です。
PF_ADD_SLIDER( "Noise variation",
FILTER_NOISE_MIN,
FILTER_NOISE_MAX,
SLIDER_MIN,
SLIDER_MAX,
FILTER_NOISE_DFLT,
SLIDER_DISK_ID);
この様に、PF_ADD_SLIDERマクロを利用して、数値指定のスライダーを作成します。
あと忘れては行けないのは。
out_data->num_params = FILTER_NUM_PARAMS;
の所の数値を書き換えておくところ(FILTER_NUM_PARAMSは、2が定義されています。)何もスライダを作成しない場合は「1」、一つスライダがある場合は「2」、2つある場合は「3」と「スライダの数+1」を指定します。
整数を指定したい場合は、PF_ADD_SLIDERマクロを利用しますが、他の機能を利用したい場合も様々なマクロが定義されています。
PF_ADD_SLIDER | 整数を指定するスライダを作成 |
PF_ADD_FLOAT_SLIDER | 小数を指定するスライダを作成 |
PF_ADD_COLOR | 色を指定するボックスを指定 |
PF_ADD_ANGLE | 角度を指定するスライダを指定 |
PF_ADD_POPUP | 選択メニューを作成 |
PF_ADD_POINT | 座標を指定する事が出来ます |
定義を覗いて利用してみて下さい。
PF_ADD_SLIDER( "移動量", 0, 100, 0, 100, 10, SLIDER_DISK_ID ); PF_ADD_FLOAT_SLIDER("移動量縦横比", (float)0, (float)1000, (float)0, (float)1000, 0, 100, 1, 1, 0, SLIDER_DISK_ID2); PF_ADD_POPUP(NAME, CHOICES, DFLT, STRING, ID); PF_ADD_POPUP("移動種類", 0, 0, "完全ランダム|移動ランダム", SLIDER_POPUP3);